一文字ライダー (映画「仮面ライダー THE FIRST」より)
今年3作目の改ガシャであり、久々のフルスクラッチです。 製作ペースがかなり遅くなってます。
この秋公開される映画「仮面ライダー THE FIRST」から一文字隼人が変身する仮面ライダー、いわゆる仮面ライダー2号を作りました。 「いわゆる」を付けたのは、実は2号って呼び方があんまり好きじゃないんですよね。一文字が変身する仮面ライダーなんだから一文字ライダーと呼びたい。V3は仮面ライダー3号と略さないのに一文字だけ愛人みたいな呼び方するのってイヤなんです。
遅かれ早かれガシャで出るであろう一文字ライダー(まさか11月に出るとは思いませんでしたけど)を何故チョイスしたのかと言いますと、実は大した理由はなくて、何となく今作るならこの人か本郷ライダーだろうな、と。んで他の人は本郷の方を選ぶでしょうから(一文字ファンの方すいません!)、それなら私は一文字さん選びますよ、と。
そんな対抗心といいますか、ひねくれた根性からチョイスしたわけです。ポーズもそうで、みんな戦ってるポーズだろうから、私はまったり休憩してる(しかもカッコイイ)ポーズを選んだつもりです。
ポーズのイメージは上でも書きましたけど「休憩」って感じのポーズ。 まだ動いてる一文字を見た事ないので何とも言えませんが、この気だるく休んでるポーズが一番似合うのって、この一文字なんじゃないでしょうか? キザであり、脱力系であり、クールであり、ユーモラスでもある男。つったら一文字さんしかいないでしょ〜!
使用素材はクレオスから出ているエポパテ「Mr.強力パテ」がメインです。タミヤとWAVEも試したのですが、削り易さはクレオスがダントツです。 乾燥してもカリカリにならないのでナイフが入れ易いんですよね。特にガシャサイズの細かい細工をするにはオススメです。
腕・足の横ラインの縁や背中の凸ラインには、てぐす(0.2mm)を使ってます。アロンアルファで地道にくっ付けていくだけなんですが、前回のバイオの時にやった経験があったので比較的楽に出来ました。
パーツ分割は本体と両腕、頭、マフラーの一部の5パーツからなっています。 いつもなら完全固定でいっちゃうトコですが複製を考えて分割を多くしてみました。でも11月に本家から出るんだしってコトで複製はしないでしょう。
アンテナは、原作マンガみたいに付け根から若干太くなってるタイプなので、洋白(0.2mm)にアロンアルファを垂らして太くしてから削って整えてます。 ベルトは風車部分を別に作って接着したのですが全然分かりませんね(笑)
塗装は黒以外筆塗りです。ラッカー系塗ってからエナメルの黒で墨入れしてます。 前回のバイオライダーと同じ手法です。
前々回の王様も実は脱力系のポーズで、「ダラダラと歩く」感じを表現したかったのですが、あまり上手くいかなかったので今回のポーズ決めはそのリベンジでもあった訳です。 改めて見るとまだまだ修正したい箇所はあるのですが、写真資料しかない中でここまでやったんだから、と自己完結。 年内にもう1個ぐらいフルスクラッチは挑戦したいです。題材はこれからゆっくり考えましょ♪
05.08.12
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